- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

皆さん、お疲れさまです。

さて、
何気なく食べている野菜や果物ですが…
その区別は、
意外にも、あいまいなものなんです。

基本的な定義としては、
果物は、永年作物の「木」からなるもの。
野菜は、草本性からなるもの。

…なので、
「リンゴ」「桃」「ナシ」などは果実、
つまり果物となります。
しかし、
このルールで考えると…
「イチゴ」「メロン」「スイカ」などは
草本性の植物に実をつけるため、
野菜に分類されてしまいます。

とはいえ、
一般的には、果物と認識されていることから
「果実的野菜」となります。

また、
「バナナ」「パイナップル」は、
木になるイメージがあるかもしれません。
実は、
こちらも、草本性の植物に実をつけるため、
原則的には、野菜に分類されますが、
やはり、イメージとしては果物なので、
「果実的野菜」となるわけです。

逆に、
「トマト」「ナス」「アボカド」は、
木本性の植物になる果実のため、
原則的には果物になりますが、
野菜に分類されることが多いため、
「野菜的果実」と呼ばれます。

なかでも
「トマト」は、日本でも「野菜的果実」という
中途半端な分類となりますが…

１００年ほど前、
アメリカで、野菜のみに課税がなされていた時代。
「野菜か果物か？」という裁判が
最高裁で争われました。

結果的に、
「植物学的には、果物となるが…
食卓に並んだとき、
野菜のようにスープに入っていても、
デザートには入っていない」
として、法的に野菜であると
結論付けたそうです。

なんとも難しい分類ではありますが…
個人的見解では、
「フルーツ」として食べるものは、
果実と認識するような感覚があります。

皆さんは、どうでしょうか。
はい～…。

ともあれ、
今日が、皆さんにとって
素敵な１日になりますように…。　　 　YASUHIRO★