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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2024/12/19/
皆さん、お疲れさまです。

いや~本当に寒くなってきましたが…
風邪など引かないように
皆さんも、どうぞ気をつけて下さいね。

実は、
俺も今、座って…
パソコンで、この文章を書いているわけですが…
ちょうど、デスクの正面に窓があるんで
この季節は、ちょっと寒いです。

そういえば…
昔、小学校、中学校、高校と…
教室では、
黒板を前にして
大きな窓が左にありました。
もちろん、右にも
廊下側の小さな窓があったりもしましたが、
運動場を眺められる大きな窓は、
いつも左だったような気がします。

皆さんも、おそらく…
そうだったんじゃないでしょうか。

これは、
偶然ではなく、
学校制度のルールに従って
校舎が建てられたからなんですね。

そもそも、
学校の教室の窓が
左側に配置されるようになったのは、
明治時代。

明治6年(1873年)に
フランスの学区制を、
モデルとして取り入れた…
学校制度が始まります。
その後、
明治28年(1895年)に
文部省が「学校建築図説明及設計大要」
を作り、学校の建設にルールが出来ました。

その中に、
「外からの光が生徒の左から入るよう、
教室の窓を左側に配置する」
という約束事があったわけです。

もう少し付け加えると、
「教室の窓の向きは南または西南、東南」
と定められていました。

その理由は、
当時…明治時代の教室に
照明器具がなかったため…
外からの光を、できるだけ
採り入れる必要があったからです。
特に南側となっていたのは、
1年を通して日照時間が長いため。

ここで、
何故、教室の窓を左に配置し、
光が生徒の左から入るように考えられたか?

それは、
右利きの人が、ほとんどだから…。
例えば、
右利きの人が、ノートをとる時、
右側から日光が入ってくると…
手元に右手の影ができてしまい、
見づらくなってしまうため。

俺は、たまたま左利きですが、
日本でも9割の人が右利きです。
そう考えると…
右利き優先は、当たり前のこと。
納得です。

また、
現在は照明器具が設置され、
教室の明るさも調整できるため、
学校の建設に、そんなルールはないんですが…
明治時代の名残りから、
今も、教室の左側に窓が配置されることが
多いそうです。

何気なく通っていた教室の窓にも、
深い理由があったわけです。
はい~…。

ともあれ、
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO