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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2024/07/22/
皆さん、お疲れさまです。

先日、
「桃」を美味しく頂きました。
あの香り、甘味といい、食感!
本当に美味しいですもんね。

「桃」というと、
昔から「桃太郎」や「桃源郷」
といった、ヒーロー像や、
理想郷の言葉があります。

この謎は、中国にあります。
中国で桃といえば、
不老長寿、幸運の果実。

その昔「西王母」という…
不老長寿を司る女神がいました。
「西王母」は、桃園を管理していて、
「西遊記」に登場する孫悟空は、
不老長寿に憧れ、西王母の桃園を
食い荒らします。
そのため、五行山に投獄されますが、
通りがかった三蔵法師に助けられ、
天竺を目指す旅に出かける。
というエピソードから…
中国では、今でも誕生日など
祝いの席では「桃まんじゅう」が並びます。

また、
「桃源郷」のルーツも、
中国では有名な「桃花源記」の物語から…
「とある漁師が、桃林の奥に
戦渦を逃れた者たちが、俗世と離れて
暮らす村を見つける…」というところから
「桃源郷=理想郷」となります。

日本では、
「古事記」に「桃」が登場し、
「死者の世界=黄泉(よみ)から逃げる際、
追ってくる魔物に3つの桃を投げつけます。
すると、魔物は、尻尾を巻いて逃げた」
ここから、
「桃=邪気を払う」とイメージ化され、
鬼を退治するヒーローは「桃太郎」と
なったそうです。

このように「桃」の歴史は古く…
紀元前から存在し、日本では弥生時代の遺跡から
桃のタネが見つかるほか、
「日本書紀」「古事記」をはじめ、
様々な書物に「神聖なもの」として登場。
実は、
「桃」って、
とっても神聖で、ゆかりのあるフルーツ♪
なんですね。

そんなことなど、つゆも知らない子供の頃、
俺は「桃」の缶詰が大好きでした。
はい~…。

皆さんは「桃」好きでしょうか?
では、
今日も、
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO