-STYLE- OFFICIAL FAN CLUB MOTHER / Y2-DIARY
y2-diary

HOME | Y2-info | Y2-DIARY | Q-NEWS | DISCOGRAPHY・MUSIC | LIVE | ROUTE66 | PROFILE | FAN | SHOP | MAIL | SITE MAP | HELP |


STYLE TOP  >  Y2-DIARY TOP  >  前ページに戻る

- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

image
Posted on 2025/03/26/
皆さん、お疲れさまです。

今日は、メガネについてのお話。

日本で、最初のメガネ愛用者は
「徳川家康」とのこと。
ただ、
日本で初めてメガネを使った人は
戦国時代…
周防国(現在の山口県)を治めていた
大名「大内義隆」とも言われます。

そもそも…
メガネは、13世紀後半のイタリアで
発明され、
日本には、その300年後、
キリスト教の宣教師
「フランシスコ・ザビエル」が
持ち込んだと伝えられています。

1551年4月。
戦乱の京都を逃れ、
周防国に辿り着いたザビエルは、
大内義隆にメガネを献上。

これをきっかけに、
義隆はキリストの布教を許しますが、
同年、義隆は自害してしまったために
メガネを愛用するまでには
至らなかったようです。

しかし、
ザビエルが義隆にメガネを献上したことが
布教活動に拍車をかけ、
イエズス会宣教師やポルトガル商人よって
富裕層たちの間に広まります。

そのなかで、
現存する最古のメガネと言われるのが
徳川家康が愛用した…
手で持つタイプのメガネ。

ベッコウで出来た老眼鏡で、
正式には「目器」と呼ばれます。
おそらく、
晩年の家康には欠かせなかったかも
知れません…。

一方、
室町幕府8代将軍「足利義政」が使用した
メガネが最古だという説もあります。

義政は、1490年に亡くなっているので
もし、
義政がメガネを使用したとなれば…
ザビエルが持ち込むより前に
日本に伝わったことになります。

とはいうものの…
今のところ、それを証明する書物などは
出てきていません。

では、
せっかくなので、もうひとつ。
17世紀に入ると、鎖国が本格的になったため、
メガネが日本に輸入されなくなり、
日本国内で作られるようになります。

実は、これをきっかけに
メガネが鼻から、ずり落ちるのを防ぐ
「鼻あて」が、日本独自のアイデアによって
開発されました。

当時のメガネは、フレームの両側に
穴を開け、紐を通して
耳にかけるタイプだったため
彫りが浅く、鼻が低い日本人がかけると
まつ毛とレンズが接触して
使い勝手が悪かったんですね。

こうして作られた「鼻あて」によって、
顔のちょうどいいい位置に
レンズが固定されることから…
「鼻あて」は、海を越えて広まります。

そして、
今では、世界中でメガネに
用いられるようになったわけです。

改めて、日本人!スゴイです…。
はい~…。

では、
ひとまず…
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO