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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2025/01/22/
皆さん、お疲れさまです。

昨晩、
突然!ネコが目の前に現れたと思いきや…
足早に横切って行きました。
いや~なかなか速いものですね。

実は、
ネコが走るスピードは、時速48キロ。
ましてや、
動物で一番速いとされるチーターは、
時速110キロ。
キリンは、時速60キロ。

これに対し、
世界記録を叩き出した、最速の男!
ウサイン・ボルトの100メートル平均時速は
37キロ。
一般の人間が走った場合だと、
平均時速24キロ。

そうなんです。
人間は、哺乳類の中で圧倒的に遅いわけです。
一般的に、4本足の草食動物は、
時速60~80キロ。

彼らは、4本足をすべて使える上、
歩幅を広げるために、背骨を使うことが出来ます。
そのため、
人間より2倍以上のスピードで走れるわけですが…
一方で、
人間と同じ2本足で走るダチョウは、
なんと時速75キロ。

ダチョウの場合は、
下半身の構造が人間とは全く違っていて…
足が先細りになり、足自体も小さいため、
足の重心が高く、腰のあたりになります。
つまり、
足が、とっても振りやすい構造に
なっているわけです。
しかも、
爪が自然のスパイクになり、
効率よく地面を蹴ることができるために、
速く!走れるんですね。

では、
こんなに足が遅い人間が、
どうして生き残れたのでしょうか。

実は、
人間は、瞬間的なスピードは遅いものの…
持久走となれば、動物の中で一番速いんです。

もう少し、説明すると…
大前提として、
人間は、知力が高いことをはじめ、
大昔から集団で生きているため、
常に犠牲となるのは、一番足の遅い人間のみ。
その間、ひたすら走り続ければ…
そのほかの人間は、
たいていの猛獣には捕まりません。
もし、
マラソンを走らされたなら…
人間に勝てる動物はいないわけです。

なぜなら…
人間の持つ特殊能力として
大量に汗をかくことが出来ること。
サルや類人猿も、
エクリン腺という汗腺から、少し汗を出す機能を
持っていますが…
人間は、
皮膚全体に500~1000万の汗腺があり
猛暑の中で走った場合、
1時間に1リットルの汗を流すことが出来ます。
もちろん、動物の中で
こんなことが出来るのは、人間だけ。

また、
ほとんどの4足動物は、
足のつま先を使いますが…
人間は、足裏にアーチを持ち、
アキレス腱があります。
この足裏のアーチとアキレス腱によって、
着時に生じるエネルギーの半分を戻すことが
可能となります。
つまり、
効率の良いエネルギー循環が出来るということ。

そんなことから…
我々人間は、持久走で一番速い上、
群れを成す集団生活、
動物の足跡や血痕、獲物の行動習性などを
手がかりに、
火や道具を使って、
弱肉強食の世界を生き抜くことが
出来たわけです。

改めて…
人間は、
持久走となれば…動物の中で最速!
なかなかのものですね。
はい~…。

それでは、
ひとまず!
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO