- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

皆さん、お疲れさまです。

日が暮れるのも早くなって、
最近は、あっ！という間に暗くなってきました。

…かと言って
1日の時間が短くなるわけじゃないんですが
なんとなく「あれ？今日も、もう終わり…」
みたいな気持ちになります。

ただ、
ここで興味深い話があります。
実は、地球の「1日の長さ」は、
少しずつ長くなっているんです。

そもそも、
1日の長さは、２４時間とされていますが…
実際には、
地球の自転周期が、少しずつ遅くなっているために
1日の長さが、
1年あたり７万 5000分の1秒ずつ伸びています。

ちなみに、
地球が誕生したばかりの頃の「1日の長さ」は、
わずか５時間15分しかなかったそうです。
それから、
長い時間をかけて徐々に減速し…
１４億年前には、１８時間41分。
そして、現在の２４時間になりました。

では、
その要因というと…
「月」に関係します。
月からの万有引力によって、
海水が「満潮」「干潮」になりますが…
この時、地球上で移動する海水は、海底との間に
摩擦を起こします。
この抵抗力が、自転を妨げるブレーキとなって
自転が、徐々に減速しているわけです。

また、
地球の自転速度が減速するにつれ、
月は、地球から遠ざかっています。
具体的な数値では、
１年間で、およそ３.８cmずつ
地球と月との距離が離れています。

米国アカデミーの論文によると、
過去１４億年間で４万 5000kmほど
月が遠ざかっているとの報告もあります。

そうなると、
いずれ、月が地球から離れてしまう！
…と心配かも知れませんが、
２０億年後には、太陽が赤色巨星となって、
そうなる前に、
地球と月を飲み込んでしまうことになるはず。

…とは言え、
それも、遠い遠い未来の話。
我々の時間の中では、全く心配ありませんが…
1日の長さが、長くなっているのは
ホント不思議です。

それでは、
今日が、皆さんにとって
素敵な１日になりますように…。　　 　YASUHIRO★