- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

皆さん、お疲れさまです。

いや～不思議なんですが…
お腹が空いていると、
つい、美味しそうな匂いに
敏感になります。

例えば、
カレーの匂いがしてくると、
あぁ～カレーが食べたい！
という衝動に駆られるわけです。

ただ、
これは、カレーの匂いを感じて
カレーが食べたくなる♪
というわけではないんです。

実際は、
カレーが食べたいから、
カレーの匂いを嗅ぎ分けているわけです。

つまり、
カレーには肉や野菜が、たっぷり入っていて
タンパク質やビタミンなど栄養が豊富！
それを、脳が記憶しているので、
体が、栄養を欲している時…
カレーの匂いを嗅ぎ分け、
カレーが食べたい♪となるんですね。

そもそも、
人は、栄養を嗅ぎ分ける能力を持っています。
それは、太古の人類の祖先が獲得した能力であり、
狩猟、採集時代…
簡単に食べ物が手に入らなかった環境下で、
必要な栄養素を嗅ぎ分けてきた…
特殊なDNAを引き継いでいるわけです。

ここで、
面白い実験データがあります。
無作為に選んだ人に、
空腹時、シナモンロールの匂いと、
杉の匂いを嗅いでもらったところ…
的確に嗅ぎ分けることが出来たのですが、
シナモンロールを食べた後では、
嗅ぎ分ける能力が鈍くなるどころか…
何の匂いかも判別しづらくなったそうです。

言い換えれば、
人間の能力のひとつとして、
体に栄養が不足していると…
その栄養に必要な食べ物の匂いを嗅ぎ分ける
素晴らしいチカラを持っているということ。

要は、
カレーの匂いがしたから、
カレーが欲しくなるのではなく！
カレーが食べたいから、
カレーの匂いを嗅ぎ分ける！
ということなんですね。

我々、人の体には、
まだまだ…
未知の能力が眠っているのかも知れません。

では、
ひとまず…
今日が、皆さんにとって
素敵な１日になりますように…。　　 　YASUHIRO★