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- STYLE - YASUHIRO YAMANE / Y2-DIARY

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Posted on 2024/10/09/
皆さん、お疲れさまです。

さて、皆さんは、
ふと、人の気配を感じ、振り返ってみると…
背後のに人がいた。
…という経験、あるんじゃないでしょうか。

これは、単なる偶然か?
実際に姿を見たり、足音を聞いたり、
においを感じたりする、もっと前から感じとる…
「気配」というもの。
実は、この現象は、
我々の体の周りにある「準静電解」
…と呼ばれる電気の膜に反応していると
考えられています。

そもそも、我々の体の中では、
常に微弱の電気が生じていて、脳が指令を出したり、
心臓や臓器、筋肉を動かすなど…
細胞と細胞の情報伝達に電気信号が使われています。
このような体内の微弱な電気が、体外に滲み出て…
見えない電気のベールが全身を包み込んでいます。
これこそが「準静電解」なんですね。

動物の中では「準静電解」を感知し、
上手く利用している…
サメ、エイ、ナマズなどがいます。
例えば、サメの場合…
頭部に電界を感知する「ロレンチニ瓶(びん)」
という電気受容器があり、
3メートルも離れた場所から、砂の下40cmに
潜んでいるヒラメを検知することができます。

また、
人間にも、内耳にある蝸牛(かぎゅう)
という器官に「ロレンチニ瓶」と
同様の有毛細胞があり、
盛んに電気活動が行われています。
人体の中で、一番電圧の高い組織が内耳で、
「ロレンチニ瓶」の名残とも言われています。

おそらく、犬や猫などペットが、
飼い主が家にたどり着く、ずいぶん前から
その気配を察知できるのは、
我々を包み込む「準静電解」が、歩くことによって
増幅されるためで、実験によると…
アスファルトの路面では、
20~30メートル先まで、
電位の変化が伝わるという事実が
確かめられています。

「気配」というと、
なんとなく非科学的なイメージがありましたが…
今、科学的な解明が進み、
「準静電解」を利用した通信、医療器具の開発も
取り組まれているようです。

そのうち、
我々が持っている「気配」の機能を増幅させ、
科学的に活用された…
想像を越える生活が、やって来るのかも知れません。

ひとまずは、
今日が、皆さんにとって
素敵な1日になりますように…。    YASUHIRO